2017年4月29日土曜日

教えを食べる⑤

今回はノーマライゼーションについて。ノーマライゼーションというのは赤ちゃんであれ、高齢者であれ、障害がある人であれ、ない人であれみんながみんなで支えあってふつうに暮らそうよという考えでデンマークのミケンルセン先生が提唱したもの。
ふつうに暮らすの「ふつう」とは何か。
①朝起きたら仕事や学校にいく。
②休日は自由に過ごす。
③年間の休暇を楽しむ。
④年齢や経験にふさわしい生活をする。
⑤社会で人々と接し自分のことは自分で決める。
⑥恋をして結婚をして家庭を築く。
⑦仕事の収入を得る。
⑧地域の人が利用する施設、サービスを受ける。

このような「ふつうの暮らし」を誰もが送れるようにするためには合理的配慮が必要。合理的配慮とは、歩くことが困難な人のために車イスを、またスラロームを、等。環境が整えば、障害があろうともと「ふつうの暮らし」ができると。逆に言えば環境が整ってないと障害によって「ふつうの暮らし」が困難。とすると歩くことが出来ないというのはその人の運動機能には違いないけれど、そこに起因する障害は環境が作っている。ひいてはその人がいる社会全体、人やものも含めて、が作り出しているという考えができる。
その人にとって本当に必要な支援を的確に把握することが大事。

三段目 眼鏡盛

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